給料が良い分大変です。キャバ嬢の苦悩・大変なこと

キャバ嬢は給料が多くてやりがいのある仕事です。しかしその分大変なこともたくさんあります。
給料だけに目がいっていると、いざ仕事を始めるとキツくてついていけない…なんてことになりかねません。
今回はキャバ嬢の仕事の大変さについて紹介します。

キャバ嬢の仕事は大変なこともあります

「キャバ嬢はお客さんと会話をするだけだから簡単そう!」と思っている人はいませんか?
確かにキャバ嬢のお仕事の基本はお客さんとの会話ですが、そんな簡単なものではありません。
キャバ嬢のお仕事のどの辺が大変なのか、これから紹介していきます!

セクハラはやっぱりある

正直言うと、お客さんからのセクハラはあります。
キャバ嬢は、少しいやらしい言い方をすれば女性を売りにするものです。キャバクラに来るお客さんは当然男性ばかり。
特に年配の男性の中には普段接点をもてない若い女の子との触れ合いを目的にして来る人も多いため、ついついお気に入りの女の子にセクハラまがいの行為をしてしまう人もいるのです。
セクハラというのは、ボディタッチもそうですが言葉でのセクハラも多いです。
会話でいきなり下ネタを言われることもありますので、触られない距離だからといってセクハラをされないとは限りません。

では、そんなお客さんからのセクハラにはどう対処すればいいのでしょうか。
セクハラへの対応は嬢によって異なりますが、嫌ならハッキリと言った方がいい結果になる事が多いです!
嫌がっている事をハッキリと伝えないと、押しに弱い女の子だと思われたり、そもそも嫌がっていないと認識されてしまうので、どんどんセクハラがエスカレートしていく事も考えられます。
ハッキリ言ってしまってお客さんが怒らないのか?もう来てくれなくなるんじゃないか?と思うかもしれませんが、私の経験上、実際にそういった事は殆どありません。
ですので毅然とした姿勢で、一方で伝え方はキツくならないようやんわりと嫌だという事を伝えましょう。
私は触られた時は「ここはそういうお店じゃないですよ?やめてくださいね」と伝えたりしています。

さて、それでもセクハラが止まらない時はどうすればいいのでしょうか。
その時はまずボーイさんや店長、オーナーなどに相談して対応してもらいましょう。
たまにちょっとのセクハラくらいなら受け入れる人もいます。
それで終わるのならいいのですが、一度許してしまうと向こうも調子に乗ってどんどんセクハラがエスカレートしてしまうからたちが悪いのです。
少しでもセクハラの被害を抑えるのならば、最初の一回が肝心です。
嫌なものは嫌と最初からはっきり言いましょう!

キャストやボーイさんとの人間関係は疲れる

次に、キャストやボーイさんとの人間関係です。
同僚と仲が良いキャバ嬢はそんなに多くありません。大半のキャバ嬢は同僚に対して好感度はあまり持っていないため、距離感が難しく疲れやすいのです。
仲良くならなきゃいけないわけではありませんが、ギスギスするよりはお互い無関心でも多少は話せる仲くらいにはなりたいですよね。

ただ無関心なだけなら全然ましです。困るのが足を引っ張ろうとすること。
自分がお店のナンバーワンになりたいと思っている嬢はたくさんいるので、そのためには邪魔になる嬢を叩き落とそうと考えている人もいます。
(そういった嬢は営業妨害してくることもあるので、本当に厄介です…。)

かといって、ずっとギスギスしているのも疲れてしまいますよね。
同僚と無闇になれなれしくしたり仲良くなる必要はありませんが、表面上だけでも友好な態度をとった方が、後々嫌なことも少なくなってくると思いますので是非実践してみましょう。

ボーイさんとの関係も油断なりません。ボーイさんの中にはキャバ嬢と仲良くなるために働いている人もいます。
「モテるためにボーイになる」「ボーイになってキャバ嬢と付き合う方法」なんてサイトも実はたくさんあって、そういう目的で面接を受けて働いてる人が意外にいるんですよ。

そういう人種はキャバ嬢と少しでも仲良くなるために、表面上は気遣うフリを演じながら、何かと理由をつけて急接近してきたりなんてこともあります。
こっちにその気がないときは、そういったボーイさんは非常に迷惑です。
直接言葉で言ってもいいのですが、あまり傷つけたくない場合はさりげなく話の中に混ぜたり、マネージャーや店長に話したりしてみましょう。

たいていのお店ではキャバ嬢と恋愛をするようなボーイはクビになりますから、お店に迷惑をかけないためにも早め早めの段階で相談するようにしましょう。

無口なお客さんが来るとしんどい

これはキャバ嬢あるあるなんですが、お客さんの中に無口な人がいると、ちょっとしんどく感じます。
もちろんそういうお客さんを楽しませるのも私たちキャバ嬢の役目です。
しかしあまりにも何も話さないと、何を話せばいいのかわからなくなってきます。

キャバ経験のない女の子は「無口なお客さん=無害なお客さん」だと思うかもしれませんが、実際に働いてみるとそんな事はありません。
お客さんが話さなくてもずっと席について接客しないといけないし、何をいっても反応がなくて気まずい沈黙が続いたりなんかすると、とってもじゃないけど耐えられないって思います。
(最初のころは自分が悪いのかな、自分に問題があるのかなと思って自己嫌悪におちいったりしてた時期も…)

さて、そんな無口のお客さんですが、性格が悪いのではなくて、話がつまらないのではなく何を話せばいいのか分からないっていう人が多いです。
つまりお互いに同じような感じになっている訳ですね。
なのでそれを察して、自分語り(自己開示)を多めにしたりして、共通点を見つけたり、お客さんが話しやすいような話題での会話を心がけてみましょう!